* “パニパニ”とは宮古島の方言で「元気いっぱい!」という意味なのだ  

2004.7.5


「宮古に両親がやってきた!」



これがまっち〜ずファミリー


 先月6月、ついに両親と85歳になる祖母が宮古にやってきました!
大変私的な出来事で恐縮ですが、ご年配の方の宮古来島に少しでも参考になればとの思いで、今回はこの両親来島4日間の観光の様子を書きたいと思います。

今まで何人もの友人を宮古に迎え「ガイド、接待任せて!」と自負しておりましたが、あいにく父は胃がんで胃を全摘出しており食事も酒もままならない状況。
母は泳げず、海恐怖症。祖母は85歳のご老体・・・。
ウ〜、一体どうすれば楽しんでもらえるのか?とにかく私の宮古ガイドの集大成にしなければ〜!

特に強敵の母は「宮古に娘を取られた」と嘆いていて、私が「いいとこだから一度遊びに来て」と言っても頑なに拒否していたのに、どういう風の吹き回しかしらないけれど、来るというのだからなんとか楽しんでもらわなきゃ、そして安心してもらわなきゃと日に日にプレッシャーが増すのでした。



初日
空港→アパート→(昼食)「Taka’sパーラー」→池間島観光→(夕食)「ぽうちゃたつや」→パイベースリゾート泊

 羽田からの直行便で10時20分宮古着。
ひとまず私のアパートで休み12時にお昼に行こうと計画するも開口一番
「朝早かったから何も食べてない。おなかすいた。機内で何も出ないなんて信じられない!」
出た・・・早速のブーイング。そう、うちの母はヒジョーに文句が多いのであった。
「何あんたの車はクーラーも効かないの?」
早速文句かよ!といきなり喧嘩しそうになるも、ここはぐっとこらえ我が家へ到着。ここで、宮古特製 “たつ汁”を振舞う。

【たつ汁(たち汁)】
宮古味噌にたっぷりのかつおぶしを入れ、熱湯を注ぐだけ。
要は即席味噌汁みたいなものだけど、友達のおばあ特製手作り宮古味噌に伊良部のかつぶしなだけに絶品なのですよ!飲んべえの宮古人は二日酔いの朝必ずこれを飲むらしく
「まっちーもこれで意中の彼のハートをゲットしてね!」
と分けてもらった宮古味噌でしたが、彼に振舞う間も無く家族へ振舞う羽目に・・・。でもたっぷりきいた鰹だしはとってもおいしかったと好評でした。

Taka’s パーラー
久松にある私のとってもお気に入りカフェへ。天気も上々で海を臨める最高のロケーションに一同感激。
台風14号で全壊していた私のお気に入り席も立派になってリニューアルしていたよ。


大神島をバックに
 
 

池間島観光
池間大橋から見る海の美しさにしばし感動。続いて売店脇から降りるビーチで足をつかり、海初入水。
ここで水恐怖症の母から「せっかくこんなにきれいだから海の中を見てみたい」とのリクエストで2人で「池間島グラスボート」へ。グラスボートで珊瑚礁群やウミガメの昼寝を見る。
父と祖母は疲れたとのことで宿泊先 “パイベースリゾート”へ一足先にチェックイン。

夕方再び市内に戻り【ぽうちゃたつや】で夕食。多良間島出身のご主人の作るおいしい郷土料理に家族一同大満足。
私のおすすめはがんもどき!絶品です。(そして冬は鴨鍋がうまい)
手術後あまりお酒を飲めなくなった父も知らぬ間にお湯割りで泡盛を飲んでいた。ここは地元客、観光客で常に賑わっていますので予約をお薦めします。


2日目
パイベースリゾート→砂山ビーチ→吉野海岸(シュノーケル)→夕食「郷家」→東急泊


パイベースでの優雅な朝食


砂山ビーチ


吉野海岸。見てこの熱帯魚


おばあちゃんもこの笑顔

パイベースリゾート
ここは狩俣にある海に面した全4室のコンドミニアムです。広〜い芝の庭の前には海が広がり遠くに伊良部島が臨めます。
ホテルもいいけど家族水入らずでゆっくり過ごしたい・・・そんな思いから初日はこの別荘感覚で利用できるパイベースを選びました。
朝食は庭に出てパンとコーヒー。海を見ながらの〜んびりしてからチェックアウト(キッチン付きなのでもっと本格的な料理もできます)。

砂山ビーチ
85歳のおばあちゃんにこの坂は大丈夫か・・・!?と思いながらもあの景色を見せたくて行ってきました。
炎天下の中、汗だらだらで坂の上から見降ろす海の色は本当にきれいだったね。しかし本当にきついのは帰り道なのだ・・・午前中の涼しい時間帯に行く事をお薦めします。写真集や撮影などにしょっちゅう使われるビーチです。

【吉野海岸】
ここは泳げない両親を連れて行くのに本当に迷いました。
私の宮古行きを決定させたこの素晴らしい海の中を見てもらいたい!この思いがどうしても強くてその一心だけで吉野シュノーケルを決行してしまいました。シュノーケルのレクチャーもあらかじめアパートで行うも、マスクをつけて視野が狭くなるのが嫌な様子。
(まっちーは元水泳部。スイミングコーチのバイト歴もあるのだ!)

そして念のためメイクマンで箱メガネも購入。結局これが大活躍。また、普段海に行かない両親が用意してきた水着がメチャメチャリゾート向け!
その上なぜか競泳用のスイミングキャップを着用している・・・吉野は友達がいっぱいいるであろうに恥ずかしいじゃないか!
「沖縄の人は水着で泳がないんだよ。珊瑚で怪我するからね」
と言い聞かせ、父には私のラッシュガードを貸し、母にはTシャツ・短パンを水着の上から着用させる。結局「邪魔よ〜」と言って大胆な水着姿を疲労していたが、まあ良いや。親が喜んでくれれば。

実際初めて真近で見る熱帯魚の多さに大喜び。父はえさをあげるしぐさでスズメダイが指を噛んだ!といっては何故か大喜び。
でもでも、水恐怖症の両親が海に入って楽しんでくれたのは私のほうが一番大満足でした。寸前まで水中観光船が無理がないかと悩んでいたのです。
これだけの浅瀬で熱帯魚と珊瑚が鑑賞できる吉野はやっぱり偉大なり!

宮古島東急リゾートホテル
ここで両親をチェックインさせ私はしばし仕事に戻る。
ひと泳ぎした後に東急で取った軽食がとてもおいしかったそうです(いいなあ〜東急でゴハン)
東急は東洋一美しいとされている “前浜ビーチ”に面する宮古を代表する大型リゾートホテルです。ご年配・小さなお子様がいらっしゃる方には安心できるホテルと思います。そんな訳で私は今日は一緒に泊まらず、アパートへ帰る。バスタブも大きくてよかったよ〜とのこと。

郷家
サンシンを聞かせたくて郷家で食事。とっても賑わってました!

3日目
東急→昼食「とぅんからや」→東平安名崎→伊良部島「ヴィラブリゾート」泊

【とぅんからや】
本当は石嶺豆腐に天然の海水を使ったにがりで作る豆腐作りを見学に行く予定だったが、午前中いっぱい仕事が入り断念。午後ホテルに迎えに行きそのまま昼食へ。場所は上野村「とぅんからや」
高台にあって海を臨めます。しかし、この日からお天気が崩れ台風接近。風も強くなって来た!
とぅんからやで、宮古そば初挑戦。感想はさっぱりしておいしい!とのこと。え!私はギラギラしてて泳いだ後じゃないと完食できない!って感じだけどなあ(←よしこ食堂)。今度とぅんからやで食べてみようっと。全体的にヘルシーメニューです。(もずくのハンバーグなど)


東平安名崎

東平安名崎
日本百景に選ばれている景勝地。太平洋と東シナ海に面していると言う珍しい土地でもあります。
絵手紙をたしなんでいる母と祖母はさっそくこの絶景をスケッチ。本当は日本最南端の人力車に載せて案内してあげたかったけど台風接近のためか他に人がいない。風もますます強くなってきた。

伊良部島へ
本当は天気が良かったら知り合いの豪華ボートでクルージングを兼ねて中ノ島などを見つつ伊良部に渡るはずだったのに、あいにくの天気でクルーズは中止。私のボロ車でいつものカーフェリーへ。しかしなぜか両親は私がバックで入車する様をみて「たくましくなったわね〜」と感動していた・・・意外なところで喜ぶ両親。

ヴィラブリゾート
パニパニでも取材した高級ヴィラ。家族で泊まる宿ではないと思いつつも、どうしても両親にも泊まって欲しくてオーナーに無理をいい予約させて頂きました。しかも部屋についているプールで早速水泳の練習を始める母・・・!昨日の吉野の感動の成果だろうけど、ここは競泳用キャップをつけて泳ぐ場所じゃないのよ・・・恋人同士が裸で抱き合うプールなの!(それも違うか?)

まあプライヴェートプールの特権!ということでしばし水泳の特訓に入る。
夕食は2時間かけてのフルコース。食の細い祖母にはあらかじめ雑炊を頼んでおくと、おだしのとっても良く効いたおいしい雑炊と焼き魚が。これには普段外食はほとんど残してしまう祖母もおいしく頂けました。父に至っては宮古牛のステーキなどオーダーしているでは!
無い胃は大丈夫なんですか〜?でもいっぱい食べてくれるのはやっぱり嬉しい。

4日目(最終日)
ヴィラブ→渡口の浜→市内昼食「真茶屋」→アパート→空港

和食の朝食をとり、渡口の浜へ。でも風が強く海も大荒れ。これは下手するとフェリーが出なくなるかも・・・と早めに市内に戻る。

【真茶屋】
京都出身の宮古嫁と宮古人のご主人のお店。お茶もおいしいけどランチもおいしい。北給油所から北中に向けて行く道、左側にあります。

【アパート】→【空港】
ここでアパートに戻り、私は仕事があり、ひと足先に出掛けなければならず。
空港まではタクシーを呼ぶ事に。最後まで見送り出来なかったのは残念だけど、アパートで別れるだけでも祖母の顔みたら泣きそうになっちゃったから、返ってこれでよかったのかなとも思う。ところが、この日台風の影響で飛行機が飛ばず、やっと出発できたのは夜21時15分だったそうです。

羽田に着くのは0時過ぎか〜さぞ疲れるだろうなと心配になる。でも無事到着の報告の電話では
「あなたが台風を全然怖がらないから、宮古の人と一緒に台風と共に生きてるんだな〜って思ったのよ。台風が来たら行き来する事も出来ない、そんな宮古のありのままの生活もわかってよかったよ」
と一言。ジ〜ン(涙)さすが親。私が宮古のいいとこばかりを見せようと必死に観光接待するも、ちゃんと本質をわかってるんだなあ。

そうです。台風14号を乗り越えた今、あの程度の台風何にも怖くないし、「飛行機飛ばなかったらゆっくりしていけばいいよ」と至ってのんきだった私。
私も少しは宮古人らしくなったのかなあ。今回の来島で私の生活ぶりを安心してくれたかどうかは定かではありませんが、宮古の素晴らしさは伝わった気がします。

それは何より一番人のあったかさ!
忙しい中休みをくれた会社(お土産までいろいろ用意してくれました)。「まっちーの両親ならいいよ〜」と無料でビーチパラソルやらチェアやら貸し出してくれた吉野の売店のおばさん。
破格の価格設定やサービスをしてくれた、東急、ヴィラブの皆様、来島中お世話になった多くの皆様本当にありがとうございました。

そしてお父さんお母さんおばあちゃんも、来てくれてありがとう。またみんなで海に入ろうね!


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