* “パニパニ”とは宮古島の方言で「元気いっぱい!」という意味なのだ  

2004.5.5


「 にっぽん丸がやってきた 」



にっぽん丸。でっかい!


 去った4月20日、宮古島、平良港ににっぽん丸が入港しました。
にっぽん丸といえば、2004年で創業120年を迎える商船三井客船です。

明治時代から続く歴史の中でヨーロッパ、アメリカ、アジア、オーストラリアをはじめとする世界各地を回り、日本におけるクルーズの先駆者として “世界一周クルーズ”など数々のレジャークルーズを成功させてきた豪華客船、日本のタイタニック!これは是非、一目みておかねば!と朝7時過ぎ、いつもより少し早起きをして平良港へと駆けつけました。


船員さんと記念撮影

 一目見てその大きさにびっくり!港には、大型観光バスが横付けされているのですが、そのバスがなんとも小さく見える。
船全体がカメラのフレームに収まりきらない・・・なんてでかいんだ〜と見上げることしばし。早速、取材許可証を提示してにっぽん丸に乗船。
飛行機のタラップを昇るがごとく、階段をズンズンのぼっていく。
中に入ってさらにその大きさと設備にびっくり。

以前、宮古から石垣にフェリーで行った時、想像以上に立派なフェリーで感動した私は早朝4時にもかかわらず友人たちに
「タイタニックみたいな豪華客船で石垣に旅立ちます!」
などと大げさなメールを送信しまくったことを思い出しちょっと赤面。
そうか〜豪華客船ってこういうのを言うのね・・・。
でも石垣行きフェリーも船上のデッキにジャグジーもあったし、その後石垣を経由して国境を越え台湾まで行く船だったので、途中でパスポート審査などもあり私にとってはなかなかクルーズ気分満載の船だったのです。



でもにっぽん丸はスケールが違う。なんと船内は1階から8階までにもなり、もちろんエレベーターもあれば、ホテルのようにフロントもある。現在地点の地図を常に確認していないと自分がどこにいるのかわからなくなってしまう。

映画館、図書館、プール、展望浴場、サウナ、バー、ラウンジ、カジノ、ブティック、エステルームなどなどその施設をあげればキリが無く、なんとお茶会や書道教室が開かれるという和室ルームがあったり写真展まで開かれていました。
船の中の書道教室って一体・・・!?私には想像のつかない世界。外人さんなんかが参加したりするのでしょうか。

ちなみにこの宮古島に停泊するツアーの料金ですが、価格表によると・・・フムフム。東京発13日間で最低でも¥633.000なり。スイートルームにいたってはなんと¥2.100.000だ〜!


プールとジム

海を見ながらのバイク


バスケットや様々なスポーツが楽しめるデッキ


展望浴場

 一体どんな人たちがこのツアーに参加しているのでしょうか。
デッキでのんびりと宮古の海を眺めていた女性3人組発見。
皆、私の母親くらいの年齢にお見受けするが、そのうち1人は真っ赤なドレス、他の2人も黒いワンピースでそれぞれノースリーブで二の腕をしっかり見せている。

す、すごいリゾート仕様だ・・・。少しお話を伺う。3人は学生時代からのご学友。(ほんとにご学友という言葉があてはまる某大学出身の方々でした)うち1人が南の島が大好きでこの10年ずっとタヒチ、フィジーでバカンスしてきたそう。
でもご主人の病気をきっかけに日本国内に目を向けるようになり
「今年は沖縄かなと思って」
「主人がまだ旅行は無理だからお友達をお誘いしたの」
とのこと。す、すごいなあ〜。そんなマダム達に
「でも沖縄っていいとこねえ〜。気に入っちゃたわよ」
と言って頂きました。

続いていかにも品のよさそうな奥様と車椅子の旦那様。
神戸で会社経営をされているご主人は、海外経験も豊富で今まで海外に行った回数は300回を越えるそう。
日本国内もあちこち回り、石垣島には別荘もお持ちとのこと。

「昔は沖縄本島もよかったけど今は街になっちゃったからね・・・」
と沖縄自体も何度となく旅されているご様子。
ここ数年、年2回はこのにっぽん丸に乗り石垣での別荘生活を楽しんでいられるそうです。はぁ〜ため息もんですね。


ネイルサロン & エステルーム

 このような世界を見て回ってこられた人々、いろいろな経験豊かな人々に、宮古島はどう映ったのでしょうか?
残念ながら平良港に船が到着した直後のインタビューだったので詳しい感想は聞けませんでしたが、できれば、“沖縄”という認識ではなく “宮古島”としての印象を聞きたい。“宮古島”としての印象をもってもらいたい。

リゾートとして美しい宮古の海を見て欲しいのはもちろんのこと、宮古島のあったかい(いや熱い)人たちと語り合い、その人情にふれて欲しいと切に思いました。私にとっての宮古島の魅力は “海・さとうきび畑・人柄”この3点あっての三つ巴だからです。

2ヶ月かけて、沖縄本島・八重山諸島を巡って、きれいなビーチと優しい人柄はどこにも共通するものだったけれど、この熱い人柄っていうのは宮古独特の特筆すべき魅力だと、強く強く感じています。だから書道教室もいいけど、和室があるなら地元の人を招いて “おと〜り教室”なんてのがあっても良いんじゃないかしら。
お金持ちって、お高くとまってる人たちばかりじゃなくて、案外酔狂な人も多いからきっと喜ばれるはずですよ〜!
今回、にっぽん丸に乗って宮古に縁した人たちがまたいろんな形で再来島するといいなあ。


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