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* “パニパニ”とは宮古島の方言で「元気いっぱい!」という意味なのだ |
2004. 2/5 |
「 水中観光船に乗ってみる 」
こんにちは。冬本番!宮古島でも毎日寒い日が続いています。
去った1月25日、天皇皇后両陛下が御来島された際も開口1番
「宮古島は寒いですね〜」
と仰られていたと新聞で読みましたが、確かに寒い!本当にここは沖縄なの〜!?と思うような寒さが続いていました。
それでも夏の最高の天気の宮古島を知っている私は「まあこんな日もあるさ」と思い直す事も出来ますが、こんな気候がシャレにならないのが観光で宮古を訪れている皆さんです。
なんてったって、忙しい仕事の合間を縫ってスケジュールを調整し、高〜い旅費を払って“常夏の南国パラダイス☆”を夢見てやってきたらこの寒さ!
海水浴も出来なければ日焼けもできない、おまけに雨まで降っちゃったりもします。為すすべも無く寒さに震え、恨めしそうに傘をさして歩く観光客を目にするほど胸が痛む事はありません。
「こんなのが宮古と思わないでね〜!!夏にまた来て!美しい海の色を見て〜!!」
と願わずにいられません。
そんな胸中の今日この頃・・・突然私の30年来の幼馴染が宮古にやってくるというではありませんか!(あ、歳がバレる・・・)
今回はそんな友人の観光も兼ね、例え寒い日でも雨の日でも変わらず楽しめる水中観光船を取材してきました! |
上野村・シースカイ博愛
今回の取材は最終便・午後3時出航の船に乗船しました。
何でも、透明度は午前中のほうが高いが、今日の午後は海水が満ちてきている時間帯なので珊瑚礁の上を通れるのがポイントとの事。
船長は、知り合いのおばさんの愛しの旦那様でもある宮国船長。
ガイドは私のサンシン友達でもあるちえこちゃん、という嬉しい偶然。
お客さんは団体客を乗せ終えた次の便だったせいもあり、私たち2人以外1家族のみ。ラッキ〜!ほぼ貸切に近い。
船は半潜水式になっていて、しばらくデッキから海上の景色を楽しんだ後、階下の展望室へ降りていきます。
「この便はお客様が少ないのでよかったら椅子に横になってご覧下さい」
クールな美人、ちえこちゃんらしい坦々としたガイドで、一同靴を脱ぎイスに寝転がった姿勢になりいざ出航!
するとそこはもう水族館!窓からは一面に広がる海!魚たち!
わあ〜海の中って広くて深〜い・・・しばらくブランクが空いてしまっているがダイビングをした時のような水中世界が体験できる。
ゆっくりと進む船に、魚たちも後を追って泳いでくる。目の前に迫る魚の群れに思わず手を伸ばす子供。

宮国船長とちえこちゃん |

寝っころがってリラックス |
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しばらく行くとデバスズメダイの群れから、大きな岩のような珊瑚群が現れる。
1年間に数センチしか成長しないであろう珊瑚の発育を考えると、気の遠くなるような歳月の流れをとても神秘的に思う。次に枝珊瑚が続き、鮮やかなブルーが眩しいルリスズメダイ、黄色のネッタイスズメダイなど色鮮やかな熱帯魚たちが楽しませてくれます。
そしてまた少し行くと今度はクマノミの群れ!「ニモ!ニモ!」と喜ぶ子供につられて、よい写真を撮ろうと私も船の中を右往左往。童心に返って夢中で写真を撮りまくった。他のみんなも水中の中にいると本当にリラックスできている様子。
そう、水の中って本当に癒されますよね。

窓からは魚の群れ。さながら動く水族館! |

頑張って撮ったけど駄作?ニモ |
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心地よい海底散歩を満喫しているそんな中
「そろそろ船は港に入ります。」
とのアナウンスが。え〜もう終わり!?45分があっという間に感じられた。
ダイビングもシュノーケルもやる私にとって、正直最初は水中展望船ってどうなの?ッて思っていましたが、乗ってみたら存分に楽しめました。気温に関係なく気軽に水中世界が楽しめるし、しかもダイビングのような浮遊感も味わえ結構リアルな水中体験ができます。
年配の方や小さい子供連れなどで海は好きだけど潜るのはちょっと・・・という方に宮古の海の中を知って頂くには最適だと思いました。
ガイドのちえこちゃん曰く
「最初あまり期待していなかったお客さんでも、船を降りる時にはほとんどのお客さんが喜んで帰って行ってくれます」
との事。納得!
宮国船長によると、運が良ければマンタに出会う事もあるそう!これはダイビングでもなかなか出会えませんよ〜。

干満に合わせて最適なコース取りをしてくれます |

デッキでの楽しみももちろんアリ! |
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池間島・グラスボート
池間漁港に着くと至る所にグラスボートの看板や船が。でも肝心の乗り場が見つからず、人も一人もいないし時刻表もチケット売り場らしきものも無い。今日の運航はもう終わっちゃったのかな・・・としばらくウロウロ。
よく見ると看板にはそれぞれの携帯の番号が書いてある。
「ずっと待ってるのも何だから、乗りたい人が来たら連絡してね」
ってことかあ〜さすが池間、商売っ気が無い!
さあてどこの船に電話しようかなあと車を徐行していると、たまたま一人のおじさんがニコっと微笑みかけてくれた。よし、ここにしよう。
でもあいにくの天気で時刻も夕暮れ時、はたして今から船を出してもらえるのかとふと不安になる私。
お客さんも他に見当たらないし・・・。
「今日これからグラスボート乗れますか?」
恐る恐る聞く私に快く
「明日は波がちょっと高くなるから今日がいいはずよ〜」
と快く承諾してくれた。

こんな看板が至る所に |

素朴なボート |
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お客さんは私たち2人しかいないので待ち時間も無く即出発!薄着の私たちを見てカッパも準備してくれる。
船はシースカイと違って、ボートの真ん中に長方形の箱があり、底がガラスになっていて其処から覗くという至ってシンプルな作り。
最初箱のエメラルドグリーンと海面の色が全く同色なので底がガラスと気づかず、一体どこから海が見えるの!?と仕組みが全くわからなかったけれど、船が走り出したら水の流れで底がガラスと判明。釘付けになって覗き込む。
私が宮古の中で1番好きな所が、池間大橋。市内から池間島に向けて走る道の右側の海の色が特に大好き。
この橋をお天気ピーカンの日にドライブしてると空に続く滑走路みたい!
今回の船のコースはまさにその橋の上から見ていた海の上。感激!だって前、橋の上からウミガメ見えたし。今日も見れるかも・・・。そんな私におじさんは無情にも
「ここから2kmの海は死んでいるから何ものぞかなくてよろしい!」
えぇ〜!?このきれいな大好きな海が死んでいるって!?
何でも海の色がきれいに見えるのは珊瑚が死んで砕けて白砂状になっているから。でも死んだ珊瑚しかいないから魚もいないし見なくていい、との事。なんだかショック〜。
2kmを越すと今度は黒潮にぶつかり海が真っ黒に。底は当然何も見えない。位置的には池間大橋が遠くなり大神島が近づいてきた。なんだかちょっとコワイ。
でもその黒潮を抜けると、やっとおじさんが見せたかった“珊瑚の草原”に辿り着く。
ガラスの下がパア〜っと一面色づく。青・黄色・紫・緑、本当に色とりどりの珊瑚を見る事が出来る。
夏天気が良いとあまりの珊瑚の美しさにお客さんがそのまま海に飛び込んでしまうこともよくあるそう。
そのほか、バラの形をした珊瑚 “海バラ” や“琉球菊花”、階段状になった珊瑚など世界的にも珍しい珊瑚群がここでは見ることが出来、おじさんは学術的な研究者を乗せ何度もこの海を案内をしているそうです。

こんな感じで覗き込みます |

珊瑚の草原。
ガラス越しで写真に写せないのが本当に残念! |
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海の男!長嶺船長 |
27年間大きな商船の船長をしていたという経歴のおじさん。納得のガイドっぷり。ウ〜ンこの船を選んでよかった〜とシミジミ。
おじさん曰く、海には “汚れた海” “死んでいる海” “生きている海” の3種類があるそうで
「みんなには生きている美しい海を見せてあげたい!」
と力強く語ってくれました。
最初は私の1番大好きな場所が死んだ海だなんて!ととてもショックでしたが、帰り道の航路ではおじさんの言っている “汚れた海”
“死んでいる海” “生きている海” この3種類の違いをはっきりと認識するこどができるようになっていました!そして皆さんにも是非
“生きた海・珊瑚の草原” を見てもらいたいと思いました。
こちらはシースカイと違い多少天候に左右されます。海が荒れれば当然船酔いの恐れも。でも世界レベルの珊瑚群は一見の価値アリ!
是非天気の良い日を選んで御乗船下さいませ。
ちなみに午前10時〜11時はかなりの確立でウミガメの昼寝が見られるそうです! |

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料金・時間 |
TEL |
シースカイ博愛(水中展望船)
うえのドイツ文化村内・博愛漁港出航 |
大人\2,000 / 小人 \1,000
団体割引有り (約 45分) |
0980-76-6336 |
池間島海底観光(グラスボート)
池間島漁港出向 |
大人\2,000 / 小人\1,000
(約 50分) |
0980-75-2871
携帯 090-3797-9494 |
*料金は2004年2月5日現在のものです |
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