* “パニパニ”とは宮古島の方言で「元気いっぱい!」という意味なのだ  

2003.11/15 


「念願の三線デビュー!!」


 内地にいる時から三線(サンシン/沖縄の三味線)の音色が大好き!皆さんも聴いた事がありますか?
何とも言えないあの癒される音色と独特の歌声・・・。
明るかったり、陽気だったり、時にしんみりと・・・ そんな具合に聴く時々で違った音色を持つ三線に私はすっかり魅了されてしまったのでした。


マイ三線
 島ではだいたい一家に一台三線♪と言った感じでどこの家庭にもおいてある馴染みの楽器。
友人の家で飲んでいると(ちなみに家での飲みの事を=ヤー飲みといいます)誰と言うことなく三線を手に取り歌い、踊る。そんな感じの楽器です。
なので今まであまり楽器に縁の無かった私もごく気楽に、自然に手に取るようになりました。

しかしやるからには根がまじめな私!仕事を探すよりも前に、まず友人に三線教室を紹介してもらったのでした。
昨今の沖縄ブームで、内地でも三線教室がちらほらあるようですが、最近来島した宮古島リピーターの友人によると、どの教室もキャンセル待ちの状態だとか!?全国的に人気なんですね。



掲国吉寛信先生と
マンツーマンで教えて貰えるのが
この教室のいい所
 私の教室は国吉寛信宮古民謡研究所。
市内にありうちから徒歩5分ととっても近い所にありますが、そこは宮古人らしくどんなに近くても車で移動。サンエー(沖縄の代表的なスーパー)の駐車場に車を停めていざレッスン♪

先生は宮古民謡協会の会長も務めた国吉寛信先生。とっても優しくて誉め上手!音楽音痴で今まで楽器に触った事すら無かった私を
「初めてでこれだけ弾ければ上等!上等!」
などとうまく誉め、励ましてくれます。

ある時まだ工工四(クンクンシー / 三線の楽譜)すら読めずまったく指が動かず、練習不足に加え萎縮して声も出なくなってしまった私に苦し紛れの一言。
「まっちー君は三線を持つフォームが非常にいいよお!」
寛信先生ありがとう(号泣)!!



発表会当日 琉装に変身!
ナイチャー2人も気分はティンクティンク


クリック!で
国吉先生の
「とうがにあやぐ」
生演奏が聴けます


 が必要です
さてさてそんな私が先日、宮古人憧れのステージ「まてぃだ市民劇場」にて念願の三線ステージデビューをしてきました。

幕開けの、宮古民謡協会総力を上げて臨んだ「とうがにあやぐ」はとっても厳かで感動的でした。
「とうがにあやぐ」は宮古島でおめでたい席(例えば結婚式など)で第一曲目に使われる代表的な唄です。“あやぐ”とは「綾事(あやごと)」の転訛で「美しい言葉」の意味があります。また「唄」の意味でも使われています。
この曲を琉球舞踊の舞いに乗せて出演者全員で合奏し、その後国吉寛信教室から3曲。そして最後は客席も合わせてみんなで、カチャーシー!!

初舞台にとっても感動!大満足の私にステージを見に来てくれていた友人が一言。
「まっちー、途中、空弾き・しかも口パクだったでしょ!」
ありゃ?ばれていたか・・・。実は習い始めの私にはちと高度な曲だったのよねえ・・・。

三線は独学でも充分楽しめるけど、教室に入ると年に2〜3度こうした発表会も体験できるし励みになると思います。
生徒も中学生からそのおじいちゃんまでと幅広く、様々な年齢層の友達ができるのも利点!


宮古民謡工工四

 今まで沖縄の歌と言ったら、喜納昌吉の「花」や、BEGIN の「島人(しまんちゅ)の宝」位しか馴染みが無かったけれど、やっぱり土地に昔から伝わる島唄は格別!
詩の内容も、男性の浮気心を歌ったものや身近な土地の風習を歌ったものなど微笑ましいものが多いです。

また歌詞の中にはす゜(すにマル)や、り゜(りにマル)などナイチャーの私にはとても発音できない不思議な音やとても日本語とは思えない意味不明の掛け声などあって、そんな文化もとっても興味深く、ますます三線ワールドにはまってしまうのでした!
皆さんも機会があったら是非宮古民謡を聴いてみて下さいね。


今年8月のコンクールでは見事新人賞も獲得!!

「国吉寛信宮古民謡研究所」の月謝は週2日で5,000円。
TEL 0980-72-2291

私の三線について
那覇の楽器屋さんでシブ〜い音色が気に入り購入。
三線を買うときは、手に取り実際音を出してみるのが鉄則。
値段はピンきりだが私のは本皮で 40,000円しました。


最後に宮古民謡ではありませんが、私の大好きな沖縄民謡から一曲紹介させて頂きます。

てぃんさぐぬ花
1
てぃんさぐぬ花や、爪先に染みて
親ぬゆし事やちむに染みり
       (意味)
ホウセンカの花は爪先に染めるもの
親の言葉一言一言は心の肝に染めていきましょう
2 天ぬ群星や、読みば読まりしが
親ぬゆし事や読みぬならん
  夜空の星々は数えようと思えば数える事もできるけれど
親の言葉一言の深さや重さは決して数えきれるものではない
3 夜走らす船や、子ぬ方星目当て
我ん生ちえる親や我んど目当て
  夜航海する船は指標にいつも北斗七星を見ているように
私を生んでくれた親は、私のことをいつも見ている
4

一足らん事や、一人足れい足れい
互げに補ぢなてぃどぅ歳や寄ゆる
  人が一人で足りない所は、あの人が補いこの人が補いと
皆で互いに助け合って歳を重ねていきましょう
5 宝玉やてん、磨かばにば錆す
朝夕肝みがち浮世渡ら
  宝石も磨かなくては錆びてしまう
朝晩心を磨いて世の中を生きていきましょう
6 誠する人や、後は何時までん
思む事叶て千代ぬ栄い
  誠実な人は後になってもいつまでも
願いが叶い永遠に栄えるでしょう
7 なしば何事ん、なゆるぐとやしが
なさぬ故からどならぬ定み
  成せばなんでもできることだけれども、
やらないからできないのですよ

 

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